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まずは触ってみよう!

まずは触ってみよう!

乳がん検診、早期発見・早期治療ってわかっているけど、忙しくてすぐに受診するのは難しい、痛くもかゆくもないし・・・と、ついつい後回しにしていまいますよね。忙しさだけでなく、他にもいろいろとためらう理由があって、すぐに行動する気持ちになれないことは、誰にでもあります。

そこで、まずは自分の乳房に関心を持つことから始めてみましょう。
お風呂あがりなどに、よく見て、そして触ってみましょう。つかんだり強く押したりする必要はありません。薬指・中指・人差し指の三本の指の腹を使い、なでるように全体をまんべんなく触ってみましょう。これをセルフチェックと呼びます。

セルフチェックを続け、『いつもの状態』を知ることで、いつもと違う変化に気づきやすくなります。

ただ、セルフチェックですぐに気づける変化は、ひきつれや皮膚表面の変化、乳頭からの分泌などで、しこりはある程度大きくならないとわからないこともあります。

そうなる前に見つけるためには、やはり、医療施設での乳がん検診が必要です。

乳がんのできやすいところ

7割の乳がんは上部半分から発生

*出典:臨床・病理乳癌取扱い規約 第15版

上の図のように乳房を4つに分けると、乳房の外側上部分(外側上部から脇の下にかけて)が全体の約5割を占めています。
ですが、乳がんは乳房の色々なところに発生します。

乳がんのセルフチェックの流れ

乳房・乳輪・乳頭の形や大きさの変化や、
皮膚にひきつれがないか確認。
左右をくらべると分かりやすいですよ。

乳頭を軽くつまみ、分泌物がないか確認。

右の乳房は左手の、左の乳房は右手の3本指で確認。乳頭から外側に向かって円を描くように、また、上下に波を描くように、脇の下や鎖骨下を含めた”むね”全体をチェック。このとき手で挟んだり掴んだりすると、異常がなくてもしこりのように感じてしまうので、3本の指の腹でなでるように触ってください。

あれ?いつもと違うかも?と思ったら、これぐらいで病院なんて…と自己判断せず、早めに乳腺外科にいきましょう!

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